【親のためのオープンキャンパス講座】早めの参加がモチベーションアップに。親と子のためのオープンキャンパス活用法

2023/02/17

志望大学を選ぶうえで、参考になるのがオープンキャンパスです。キャンパス内を見学できるだけでなく、体験授業などさまざまなイベントを開催していて、各大学の特色を知ることができます。オープンキャンパスの目的や内容、チェックするポイントなどについて解説します。(写真=Getty Images)

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オープンキャンパスは、大学が受験生やその保護者に、大学のことをよく知ってもらおうと開催している行事です。学内を見学できるキャンパスツアー、学校説明会、入試説明会、個別相談のほか、実際に教壇に立っている教員による体験授業なども同時に開催されていることが多く、志望校選びの参考になる内容となっています。

また、総合型選抜や学校推薦型選抜では、志望理由書や面接が選考に大きく関わるため、キャンパスを自分の目で見ることで、実感のこもった志望理由を伝えられる利点もあります。総合型選抜では、オープンキャンパスへの参加が出願の条件になっているケースもあるので、事前にチェックしておきましょう。

実際に見ることでモチベーションアップ

オープンキャンパスの開催時期は、夏休みから秋にかけての期間が中心です。近年は総合型選抜や学校推薦型選抜が増えていることから、時期が早まり、1年を通して開催されていることがほとんどです。

大学通信情報調査・編集部部長の井沢秀さんは、高校3年になる前から、早めにオープンキャンパスに参加することを勧めます。

「志望校選びという観点からだけではなく、キャンパスを実際に歩いたり、体験授業を受けたりすることで社会や学問への視野が広がるほか、自分の興味や関心を再確認でき、大学で何を学びたいのかが明確になることもあります。実際にキャンパスに足を運ぶと、在学生の雰囲気がわかりますし、志望大学が早めに決まれば受験勉強のモチベーションアップにもつながるはずです」

キャンパスツアーの案内係など、在学生がスタッフとして参加している場合も多く、大学生活について直接、質問することもできます。また、井沢さんは、オープンキャンパスに行く際には「可能であれば保護者もぜひ同行してほしい」と言います。

「保護者世代の大学のイメージと今の大学は、大きく変わっています。今の大学をよく知ったうえで、子どもと進路について話し合ってほしいのです。学費や奨学金の詳細、施設や設備、周囲の環境など、保護者の視点でなければチェックできないポイントもあるはずです」

スマホで参加できるオンライン型も

遠方に住んでいると、複数のオープンキャンパスに足を運ぶのは難しい場合もあります。そうしたときに活用できるのが、パソコンやスマホなどで参加できる、オンラインでのオープンキャンパスです。コロナ禍をきっかけに、現在では多くの大学で導入されています。バーチャルキャンパスツアーやウェブ体験授業などがあり、大学の雰囲気や学びに触れられます。オンライン上で、できるだけ多くのオープンキャンパスに参加し、その中で特に気になった大学に実際に足を運ぶというのも一つの方法です。

「大学の数は30年前と比べると300校近く増えています。就職サポートが充実している、資格を取得しやすいなど、それぞれの大学・学部には強みがあるはずですから、大学名に縛られることなく、できるだけ視野を広く持って、さまざまな学校を見て回ってほしいと思います。移動時間や交通費の負担がないオンラインだからこそ、それが可能になるのではないでしょうか」(井沢さん)

大学の雰囲気を知る機会は、在学生が中心となって開催する学園祭や文化祭などもあります。

「学園祭などのイベントに参加すると、在学生の自然な姿を見られるので、自分との相性などを判断しやすいと思います。ただし、オープンキャンパスに比べると得られる情報は少ないため、オープンキャンパスと併せて参加するのが理想的です」(同)

大学によっては、オープンキャンパスに参加するのに事前予約が必要なことがあります。また、参加自体は予約不要でも、一部の体験授業や個別相談などのプログラムには予約が必要なこともあります。人気大学のプログラムの場合は先着順ですぐに定員が埋まってしまうこともあるので、大学のホームページなどで早めに確認しておきましょう。

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